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お知らせ
タミフルの使用に関して(更新)
2007.12.09

平成19年2月21日未明、厚生労働省から「10歳以上の未成年患者においては、因果関係は不明であるが、服用後に異常行動を発現し、転落などの事故の例が報告されている」「ハイリスク患者と判断される場合を除いて、原則として使用を差し控えること」との発表がありました。当院では、タミフルのインフルエンザに対する非常に良好な高熱や症状の短縮効果と、事故のような精神症状はインフルエンザの高熱期に出現する特徴的なものでありタミフルとの因果関係は否定的であるということからインフルエンザ症例に対し積極的に使用しておりました。実際当院でもタミフル投与前のインフルエンザ患者さんの異常行動も経験していましたが、今回の厚生労働省による使用中止の緊急指示にあたり特別な場合を除いて10歳から19歳までのインフルエンザ患者さんへのタミフル投与を中止することと致します。今後も該当年齢以外の患者さんに対するタミフル投与は続けさせていただくことに致しますが、タミフルに対して不安の強い方には無理にはお勧めせず漢方療法などの代替療法を行っております。詳しくは院長までおたずね下さい。 尚、今まで通りタミフルの使用の有無にかかわらず発熱から2日間はインフルエンザに罹患した未成年患者は保護者の監視下に置くようにして下さい。この期間はインフルエンザ高熱期特有の精神症状により異常行動が見られる場合がありますのでご注意下さい。

参考記事
タミフル服用後の異常行動について(中外製薬)

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